2010年1月31日日曜日

AVATAE

AVATAR見てきました。
3Dで。
普段、非現実的な映画は見ないけど、たまたま休みが取れて、レディースデーだし、3Dだし見てみようって思って行って来ました。
とりあえずびっくりしたのが、いつもは土日でもガラガラ空きの映画館が、平日にもかかわらず、満席。
そして、3Dだからプラス300円が要りました。メガネ代だって。

ストーリー自体は、すごく分かりやすい。
思ったとおりに進んでくれる系です。



でも、映像がすごい!!!!!
豪華で綺麗!!!!!

USJとかにあるアトラクションの様に、びっくりさせるための3Dではなくて、奥行きと臨場感が味わえる3Dでした。

非現実的な話だと思ったけど、もしかしたら近い未来、こんなことも起こるのかもしれない。
っていうか、もうどこかではアバターが作られてるのかもしれないです。


私的には、みんながこんなメガネをかけて見てるってのがツボでした。。。
アバターを開発する前に、メガネをかけなくても3Dを見れる映画館を作ってほしいです。。。

--読書日記--

◎『晩鐘』(上・下)
 著:乃南 アサ
 出版社:双葉社

長かった。。。
前回読んだ、『風紋』の続編。
被害者の家族はいつまでも心の傷が癒えない。
加害者の家族もまた、負の連鎖が続いていく。
犯罪を犯した本人が、刑務所に入って一件落着。なんて事件はひとつもないんだってことがよく分かる話でした。








◎『夜のピクニック』
 著:恩田 陸
 出版社:新潮社

24時間歩き続ける、"歩行際"
向き合うと恥ずかしいから、前を向いて歩きながらだと、普段言えないことも言えるのかも。
私の通ってた学校にも、こんな行事があればいいのになぁって思いました。
きっとその時は文句言ってそうだけど…。






◎『ユージニア』
 著:恩田 陸
 出版社:角川グループパブリッシング

昔に起きた事件の真相を、徐々に明らかにしていく、まさにミステリー。
インタビューされて、答えてる内容がそのまま書かれてるって感じで、私的には新鮮でした。
"夜のピクニック"とは、全然違う感じ。








◎『憂鬱たち』
 著:金原 ひとみ
 出版社:文藝春秋


相変わらずの独特のテンポで書かれていて、やっぱりはまってしまった。
鬱だから精神科に行きたい神田憂。
でも他の憂鬱なことが気になってなかなか行けない。
なんか、それはそれで憂が成り立っているように思える。





◎『犯罪小説家』
 著:雫井 脩介
 出版社:双葉社

最初は、なんだかダラダラとして、なかなか核心へと行かないなぁって思っていると、最後の3分の1くらいで猛スピードでクライマックスを走りきったって感じでした。
タイトルが"犯罪"だけど、テーマは"自殺"。でも、出てくる人が陽気な人がいるから、あんまり暗く感じなかった。